契約期間後の解約であれば違約金は請求されませんか？

ビッグローブ光は、契約期間の最終月からその翌々月までの3ヶ月間を「更新月」と定めています。この 3か月間の「更新月」での解約には違約金は発生しません。

契約期間内の違約金以外に請求される費用はありますか？

一般的には開通工事費の残債やサービス利用料の未払い分が請求されます。▶違約金・契約解除料はBIGLOBEの「マイページ」から確認できます。

【2022年7月1日】ビッグローブ光の違約金が値下げ！法改正に伴う変更点や注意点

Q: 契約期間後の解約であれば違約金は請求されませんか？

ビッグローブ光は、契約期間の最終月からその翌々月までの3ヶ月間を「更新月」と定めています。 この 3か月間の「更新月」での解約には違約金は発生しません。

Q: 契約期間内の違約金以外に請求される費用はありますか？

一般的には開通工事費の残債やサービス利用料の未払い分が請求されます。▶違約金・契約解除料はBIGLOBEの「 マイページ 」から確認できます。

2022年7月1日に電気通信事業法の「解約時に請求できる金額」に関する規定が改正され、電気通信事業者(インターネット回線事業者など)が請求できる違約金やその他料金に制限が設けられました。

この変更を受け、ビッグローブ光の解約時に請求される金額にも変更が加えられています。

本記事ではその変更点や注意点について解説していきます。

POINT 読めばわかる

「解約時に請求できる金額」がどう変わったのか
ビッグローブ光　変更後の違約金
変更後の違約金が適用される契約について

※本記事に記載の金額はすべて「税込み」です。

法改正により解約時の請求額が制限される

今回の法改正に伴う「解約時に請求できる金額の規定」の変更点は下表の通りです。

今まで違約金の請求に規制はありませんでしたが、改正後は「請求できる金額・内容」が明確に定められました。

**〈解約時に請求できる金額の規定〉**
改正前
大手携帯会社等が提供する主な移動電気通信サービス →違約金等の上限は1000円（税抜）
それ以外の事業者が提供する電気通信サービス →違約金等の規制なし

改正後
全ての事業者が提供する一般消費者向け電気通信サービス →違約金等の上限は月額利用料相当額
そのほか、解約時に請求できるものは次のとおり
①	サービスの対価（未払い利用料）
②	固定インターネットの工事費等
③	利用者都合により実施する工事等の費用（全額）
④	レンタル物品の未払い使用料等 ※ 壊された場合、返却されない場合

※引用元：『消費者保護ルールの見直しに関する電気通信事業法施行規則改正について』

一番大切なポイントは「違約金等の上限は月額利用料相当額」にまで制限されたことです。

この変更によりインターネット回線事業者は、サービスの月額料金を超える金額を違約金として消費者に請求することができなくなりました。

こうなると当然、ビッグローブ光も規定に従って違約金を下げる必要があります。

ビッグローブ光　違約金の変更点

今回の法改正により、ビッグローブ光の違約金は金額だけではなく請求区分も変更になりました。

違約金(変更前)
3年プラン	2年プラン
11,900円	9,500円

違約金(変更後)
ファミリータイプ(戸建て)	マンションタイプ(集合住宅)
4,230円	3,360円

契約年数ではなく住宅タイプによって請求額が分けられ、違約金の金額は大幅に下がりました。

これまでは高額な違約金がネックとなり、安易に契約期間内の乗り換えや解約ができなかったという方も多いかと思いますが、今後は比較的契約期間や違約金に縛られずに光回線の利用ができそうです。

【追記】

2024年2月に違約金額が変更になりました。

1ギガタイプの違約金（2024/2～）
ファミリータイプ(戸建て)	マンションタイプ(集合住宅)
4,100円	3,000円

その他　解約時の請求額に関する変更点

今回の法改正に伴い事業者変更転出手数料3,300円の請求がなくなりました。

違約金が安くなり、乗り換え時に請求される手数料もなくなったおかげで、解約時に請求される金額が法改正前と比べて9,000円以上も安くなっています。

事業者変更転出…光コラボ事業者(ビッグローブ光)から他の光コラボ事業者へ乗り換えること。

６月３０日以前の契約には変更前の違約金が適用される

変更後の違約金が適用されるのは、2022年7月1日の電気通信事業法改正以降に締結された契約に限りです。

そのため、6月30日以前の契約に関しては、7月1日以降に解約手続きを行ったとしても法改正以前の違約金が請求されます。

「解約時に請求できる金額の制限」の規定は、次の契約については適用除外。
2022年6月30日までに締結された契約（既往契約）
既往契約の更新契約
既往契約の範囲外で利用者の求めにより変更された契約
既往契約を軽微変更した契約
引用元：『消費者保護ルールの見直しに関する電気通信事業法施行規則改正について』

法改正以前にビッグローブ光を契約した方は、更新月での解約か、他社の解約金を負担してくれる光回線への乗り換えを検討してみてください。

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